初の真空管アンプ。調べてみると出てくる通り、音の特徴としては全体的に丸まった感じになる。今まで、ソフトウェア的にイコライザー等で補正をかけて、音楽を聴いてきたがこれはそのままの音楽を聞く感じに近い気がする。
ソースからイコライザをかけていると、時々オリジナルの音がどんなものかわからなくなる時があるが、このプリアンプを通すことでそのようなことがなくなる。


箱を開けると、合格書や説明書等が上に乗っており、その下に本体やケーブル類がある。


- 真空管 x2
- RCA -> 3.5mm ケーブル
- アンテナ
が付属してる。駆動用の電源は付属していない。電源は、12Vのものが必要で、1A電源では駆動できなかった。手持ちのものでは、3Aのものしかなかったためこれで動くことを確認した。他のレビューを読んでみると、2Aでも動くらしい。


「SELECT」と書いてあるスライドスイッチから、BluetoothまたはAUXを切り替えることができる。

本体に電源を入れると、真空管の下の部分が青く光る。そして真空管本体が熱を持ち熱くなるので置くところに気を使った方がいい。
ボリュームのノブはクリック感があり、ステップが細かく回しやすい。BASSとTREBLEは普通のノブ。

感想
外観としては、指摘するところほぼないが、AUX-INをRCA-INにして欲しいと思った。またこれは賛否両論だが真空管の下の部分のLEDはもっと明るい方がいいと思った。
音としては、冒頭で書いた通り、全体的に丸くなるので刺さりがなくなる。そのためどのような曲でも音がきつくなることはないと思う。少々高音が足りないと思う時もなくもないが、バランスのとれた音なので気になることは少ない。また、AULabを使わなくなるためCPUの利用率が下がる一石二鳥で気分上々なので良い製品だと思った。